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【投資記録】米雇用統計が市場を揺らした一日|6月8日の投資記録

米雇用統計が市場を揺らした6月8日の投資記録。

6月8日の日本市場は、なぜここまで大きく下落したのか。週末の米国市場で雇用統計が予想を上回り、金利観測が揺れたことは多くの投資家が把握していたはずですが、その影響がどの程度日本市場に波及するのか、朝の段階では読み切れなかった方も多いと思います。

前日の米国市場では、強い雇用データを受けて金利が上昇し、半導体やAI関連を中心にハイテク株が大きく売られました。金利や為替といった外部環境も動き、リスク許容度が一段階下がったことで、VIXの上昇や暗号資産の下落など、複数の市場に調整が広がりました。その流れが週明けの日本市場にも波及し、日経平均は一時3,000円超の下げ幅を記録するなど、投資家心理が揺れた一日となりました。

では、なぜこのような相場展開になったのか。この記事では、米国市場から日本市場への流れを丁寧に整理しながら、当日のデイトレード銘柄の選定理由や約定タイミング、値幅の振り返りをまとめています。また、別口座で行っているスイング(高配当投資)の売買状況にも触れ、短期と中長期の両面から相場をどう捉えたのかを記録しています。

最後には、その日のトレードを振り返り、良かった点と改善点を整理。読者の方と一緒に相場の流れを理解し、次の判断につなげていく姿勢でまとめています。相場環境を踏まえながら投資判断をアップデートしたい方に向けた内容になっています。

2026年6月8日の市況|米雇用統計を受けた金利観測が世界市場に波及した一日

主要指数(6月8日時点)

日経平均:64,024.60(-2,563.52)
TOPIX:3,852.38(-96.71)
NYダウ:50,866.78(-695.15)
NASDAQ:25,709.43(-1,121.53)
S&P500:7,383.74(-200.57)

米国市場(6月5日)

5日の米国市場は、5月の雇用統計が市場予想を大きく上回ったことで、金利に対する見方が一気に変化し、主要指数がそろって大きく下落しました。非農業部門雇用者数は17万2,000人増と、予想の8万人前後を大幅に上回り、労働市場の底堅さが改めて意識されました。失業率は4.3%で横ばいでしたが、強い雇用データを受けて利下げ期待は後退し、場合によっては利上げ再開の可能性まで意識される展開となりました。

金利上昇の影響を最も受けたのは、バリュエーションが高まっていたハイテク株、とりわけ半導体やAI関連銘柄です。ブロードコムの下落は前日に続いて大きく、アーム、マーベル・テクノロジー、マイクロン・テクノロジー、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ、インテルなども軒並み2桁%に迫る下落となりました。エヌビディアやテスラといった大型テック株も売られ、AI関連の期待が一旦冷静さを取り戻すような値動きが広がりました。

VIX指数は前日比30%超の上昇で20ポイント台に乗せ、投資家心理が慎重姿勢に傾いたことがうかがえます。暗号資産市場でもビットコインが一時6万ドルを割り込み、関連株も6〜10%の下落が目立ちました。原油価格も軟調で、複数の市場が同時に調整する一日となりました。

米国市場全体のまとめ

  1. 主要3指数がそろって大幅安となり、ハイテク中心に売りが広がった。
  2. 雇用統計が予想を上回り、利下げ期待が後退した。
  3. 半導体・AI関連銘柄が大きく調整し、バリュエーション見直しの動きが強まった。
  4. VIXが20台に上昇し、投資家心理が慎重に傾いた。
  5. 暗号資産や原油など他市場にも調整が波及した。

日本市場(6月8日)

週明けの日本市場は、米国市場の流れを引き継ぐ形で大きく売られました。日経平均は前営業日比2,563円52銭安の64,024円60銭と急落し、取引時間中には一時3,000円超の下げ幅となる場面もありました。TOPIXも96.71ポイント安の3,852.38で引け、幅広い銘柄に売りが及んだ一日でした。

背景には、米国の雇用統計を受けた金利観測の変化があります。米国株が大幅安となったことで、日本市場でも朝方から売りが先行し、特にAI関連や半導体関連といった、これまで相場をけん引してきた銘柄に利益確定売りが広がりました。

東証プライムの売買代金は概算で11兆円超と活発で、値下がり銘柄は1,073と全体の7割弱に達しました。非鉄金属、電気機器、ガラス・土石製品など景気敏感業種の下落が目立ち、TOWA、アドバンテスト、イビデン、ラサ工業、フジクラ、住友電気工業などAI半導体関連がそろって大幅安となりました。

一方で、保険、食料品、小売といったディフェンシブ性のある業種には買いが入りました。カナモトは年間配当引き上げが好感され上昇し、東宝や任天堂などエンタメ関連も堅調でした。新興市場ではグロース250指数が反落したものの、個別材料を手掛かりにした選別買いは続いています。

日本市場全体のまとめ

  1. 日経平均・TOPIXともに大幅安となり、3営業日続落。
  2. 米雇用統計を受けた金利観測の変化が投資家心理を冷やした。
  3. AI・半導体関連を中心にハイテク株が広く調整。
  4. ディフェンシブ業種や配当・エンタメ関連には買いが向かった。
  5. 新興市場でも反落したが、個別材料株への選別買いは継続。

トレード銘柄|積み立て投資の運用方針

楽天証券|積み立て投資

特定口座

  • 2865 GXNDXカバコ
    株  価: 1,262.0
    数  量: +5口
    合  計: 245口

NISA口座

  • 8729 ソニーフィナンシャルグループ
    株  価: 140.0円
    数  量: +100株
    合  計: 1,500株

SBI証券|スイングトレード

買い増し銘柄

  • 3231 野村不動産ホールディングス
    株  価: 892.2円
    数  量: +10株
    合  計: 30株
  • 3861 王子ホールディングス
    株  価: 776.9円
    数  量: +5株
    合  計: 160株
  • 8904 AVANTIA
    株  価: 813.0円
    数  量: +5株
    合  計: 130株
  • 9757 船井総研ホールディングス
    株  価: 1,067.0円
    数  量: +5株
    合  計: 65株

売却銘柄

  • なし

5月末時点でのポートフォリオはこちらを参照してください。

反省点・総括|押し目候補を活かしきれず、次回に向けた課題が残る一日

金曜日の米国市場で雇用統計が予想を上回り、金利観測が変化したことで主要指数が大きく下落しました。週明けの日本市場もその流れを受けて大幅安となりましたが、AI関連の下落が中心だったため、保有ポートフォリオへの影響は比較的軽かった印象です。

週末に下落したら購入する銘柄をいくつか候補として挙げていたものの、実際の取引では活かしきれず、結果として見送りが多くなりました。SBI証券での買い増しは、含み損の中でも配当面で魅力のある銘柄を中心に行い、ポートフォリオ全体のバランスを整える意図で実施しています。

  • B!