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【投資記録】AI期待と地政学要因が市場を揺らす|4月28日の投資記録

AI期待と地政学要因が市場を揺らした4月28日の投資記録。

4月28日の相場は、米国株が最高値を更新する一方で、投資家が積極的にリスクを取れない空気も残る複雑な一日となりました。AI関連の強さが続く中で、なぜ市場は強気と慎重さを同時に抱えたまま推移したのか。その背景をどのように読み解けばよいのかが、今日のテーマになります。

前日の米国市場では、NVIDIAやMicronが上昇し、AI・半導体関連が相場を押し上げました。NASDAQとS&P500は終値で最高値を更新し、成長テーマへの期待は依然として強いままです。しかし同時に、中東情勢の不透明感から原油価格が上昇し、NYダウは小幅安となるなど、外部環境には慎重さを促す材料も残りました。金利や地政学リスクが交錯する中で、投資家は強気一辺倒になりきれない状況が続いています。

こうした流れは日本市場にも影響し、半導体関連には戻り売りが出る一方で、グロース株や中小型株には買いが入るなど、個別材料と需給がより鮮明に表れました。日銀の利上げ見送り後の報道が早期利上げ観測を刺激し、投資家心理に微妙な変化を与えたことも、今日の相場を読み解くうえで欠かせないポイントです。

この記事では、米国市場から日本市場へとつながる資金の流れを整理しながら、当日のトレード銘柄の選定理由や値動き、スイング口座での売買状況、そして一日の振り返りを通じて、相場の背景を立体的に捉えていきます。日々の値動きに振り回されず、外部環境と個別材料を結びつけながら投資判断をアップデートしていきたい読者に向けて、今日のマーケットをわかりやすく紐解いていきます。

2026年4月28日の市況|AI関連の強さと地政学要因が交錯した一日

主要指数(4月28日時点)

日経平均:59,917.46(-619.90)
TOPIX:3,772.19(+36.91)
NYダウ:49,167.79(-62.92)
NASDAQ:24,887.10(+50.50)
S&P500:7,173.91(+8.83)

米国市場(4月27日)

27日の米国市場は、AI・半導体関連の強さが引き続き相場を支える一方で、原油価格の上昇や中東情勢の不透明感が重しとなり、指数ごとに動きが分かれる一日となりました。S&P500とNASDAQは終値ベースで最高値を更新し、成長テーマへの期待が根強いことを示しました。一方でNYダウは小幅安となり、景気敏感株を中心に慎重な姿勢が見られました。

特にNVIDIAが4%前後の上昇となり、AI・データセンター関連のセンチメントを押し上げました。Micron Technologyもアナリストの新規買い評価が追い風となり上昇し、AI向けメモリ需要への期待が引き続き意識されています。

一方で、イラン情勢やホルムズ海峡をめぐる不透明感が原油価格を押し上げ、WTIは1バレル97ドル前後、ブレント原油は100ドル台前半まで上昇しました。原油高は企業収益や消費への影響が懸念され、全面的なリスクオンにはつながりにくい状況が続いています。

決算シーズン本格化を控え、Apple、Meta、Microsoft、Amazonなど大型テック株には利益確定売りや様子見ムードが広がりました。市場はAI投資がどの程度業績に反映されているか、そしてガイダンスがどれほど強気なのかを慎重に見極めようとしています。

個別ではVerizonが通期見通しの引き上げを受けて上昇した一方、Domino’s Pizzaは予想を下回る決算で売られました。Poet Technologiesは主要顧客の受注キャンセルが嫌気され急落するなど、決算への反応は引き続きシビアです。

金は小幅高、ビットコインは軟調と、投資家は過度なリスクテイクを避けつつも、成長テーマには資金を振り向けるバランスの取れた姿勢を保っているように見えます。

米国市場全体のまとめ

  1. S&P500とNASDAQは終値ベースで最高値を更新し、成長株優位の展開が続いた。
  2. AI・半導体関連が相場を牽引し、NVIDIAやMicronが上昇。
  3. 中東情勢の不透明感から原油価格が上昇し、景気敏感株の重しとなった。
  4. 決算シーズン本格化を前に大型テック株には様子見ムードが広がった。
  5. 金は小幅高、ビットコインは軟調と、選別的なリスク姿勢が続いた。

日本市場(4月28日)

28日の日本市場は、日経平均が3営業日ぶりに反落し59,917.46円と大きく下落しました。一方でTOPIXは36.91ポイント高と上昇し、指数ごとに方向感が分かれる展開となりました。日経平均は値がさ株の影響を受けやすく、一部主力株に売りが集中したことで指数全体が押し下げられた形です。

東証グロース市場250指数は11.63ポイント高と上昇し、グロース株には資金が向かいました。大型株が軟調な一方で、グロース株や中小型株には買いが入り、市場全体としては一方向ではない資金の流れが確認できました。

半導体関連株には戻り売りや利益確定売りが出たものの、個別株全体では約8割が上昇したと報じられ、指数の動きだけでは読み取りにくい市場の実態が浮き彫りになりました。

日銀が利上げを見送ったことは市場の想定通りでしたが、会合後の報道で早期利上げの可能性が意識され、市場心理をやや慎重にさせたとの見方もあります。こうした要因が重なり、主力株の重さにつながったと考えられます。

日本市場全体のまとめ

  1. 日経平均は619.90円安と大幅反落し、3営業日ぶりの下落。
  2. TOPIXは上昇し、日経平均と方向が分かれた。
  3. 東証グロース市場250指数は上昇し、グロース株に資金が向かった。
  4. 半導体関連株には利益確定売りが出て、日経平均の重しとなった。
  5. 日銀の利上げ見送り後の報道が市場心理に影響し、主力株の戻り売りを誘った。

トレード銘柄|本日の売買状況と保有調整

楽天証券|積み立て投資

特定口座

  • 2865 GXNDXカバコ
    株  価: 1,260.0
    数  量: +1口
    合  計: 229口

SBI証券|スイングトレード

買い増し銘柄

  • 6501 日立製作所
    株  価: 5,047.0円
    数  量: +1株
    合  計: 15株
  • 8136 サンリオ
    株  価: 971.6円
    数  量: +2株
    合  計: 114株

売却銘柄

  • なし

本日のポートフォリオ内の決算銘柄

  • 4204 積水化学工業
    今期経常は3%減益、1円増配。ペロブスカイト関連はまだ実証段階で利益貢献は先になる見通しだが、将来性を踏まえ「種まき期間」と捉え、安値圏では拾っていきたい。
  • 5482 愛知製鋼
    今期最終は微増益、前期配当を7円増額・今期は5円増配。高配当銘柄として保有しているが、地政学要因の影響もあり株価は伸び悩み。取得単価とほぼ変わらない水準のため、買い増し余地はあるものの、外部環境を見ながら慎重に判断したい。
  • 6301 コマツ
    今期税引き前は13%減益。高配当目的で保有してきたが、株価上昇により利回りは低下。当初の目的と現状の利回りが乖離してきたため、売却も選択肢として意識しておく必要がある。

3月末時点でのポートフォリオはこちらを参照してください。

反省点・総括|指数と個別の動きの違いをどう捉えるか

今日の日経平均は下落したものの、昨日と異なり半導体株の一部は上昇し、TOPIXはプラスで引けるなど、市場全体には資金が流れている印象がありました。日銀の利上げ見送りを受け、銀行株も上昇するなど、想定とは異なる動きも見られました。

その中で、なかなか上昇しないサンリオや、決算発表後に下落していた日立製作所を追加購入しました。指数の動きだけにとらわれず、個別の状況を丁寧に見ながら判断する必要性を改めて感じた一日でした。

  • B!