2026年4月6日の市場は、停戦協議の報道や原油高、金利動向など複数のテーマが重なり、期待と不透明感が入り混じる一日となりました。米国市場は休場明けを控えて方向感が定まりにくい状況が続き、日本市場では先物主導の買いが日経平均を押し上げる一方、TOPIXは小幅安と強弱が分かれました。本記事では、米国・日本市場の動きから個別銘柄の売買、そして本日の振り返りまで、1日の流れを丁寧にまとめています。
2026年4月6日の市況|地政学リスクと原油高が交錯する一日
主要指数(4月6日時点)
日経平均:53,416.68(+290.19)
TOPIX:3,644.80(-0.39)
NYダウ:46,504.67(-67.07)
NASDAQ:21,879.18(+38.23)
S&P500:6,582.69(+7.37)
※米国市場は3日休場の為、指数は2日のものです。
米国市場(4月2日)
2日の米国市場は、NYダウが46,504.67ドルと小幅安で引けた一方、S&P500とNASDAQはわずかにプラス圏で終え、指数ごとに強弱が分かれる展開となりました。取引時間中にはNYダウが600ドルを超えて下落する場面もあり、日中の値動きは荒く、投資家心理の揺れがそのまま表れた一日でした。
背景にあったのは、中東情勢の緊張感です。米国大統領がイランへの攻撃継続を示唆し、強い表現で対応姿勢を示したことで、原油市場ではWTI先物が111ドル台、ブレント原油が109ドル台まで急伸しました。これにより、エネルギー関連株は相対的に底堅く推移した一方、燃料コストの影響を受けやすい航空・クルーズなどの銘柄には売りが広がり、セクター間で明暗が分かれる結果となりました。
また、3日はグッドフライデーで休場となったものの、米労働省からは予定どおり3月の雇用統計が発表され、非農業部門雇用者数は市場予想を上回る増加、失業率も低下と、労働市場の底堅さが確認されています。ただし、この結果に対する株式市場の反応は、週明け6日の取引に持ち越される形となりました。
同時期には、イランとオマーンがホルムズ海峡の船舶通行監視に関するプロトコルを協議しているとの報道もあり、取引中には一時的に地政学リスク後退への期待が高まる場面も見られました。しかし、原油高が続くなかでインフレ再加速への懸念も根強く、市場は「緊張緩和の兆し」と「不透明感」の間で揺れ動く複雑な状況が続いています。
日本市場(4月6日)
6日の日本市場は、日経平均が続伸し、TOPIXは小幅に反落するという、指数間で温度差のある一日となりました。日経平均は前週末比290円19銭高の5万3413円68銭で引け、午前中には900円近い上昇幅を記録する場面もありましたが、後場にかけては伸び悩み、上げ幅を縮小して取引を終えています。
この日の相場を語るうえで欠かせないのが、中東情勢を巡る停戦協議の報道です。米国とイラン、湾岸諸国の仲介国が45日間の停戦条件を協議していると伝わり、地政学リスク後退への期待が先物主導の買いを誘発しました。ホルムズ海峡の通航再開に向けた動きが報じられたこともあり、エネルギー供給不安の和らぎが投資家心理の改善につながったとみられます。
一方で、原油価格は依然として高い水準にあり、国内長期金利も約27年ぶりの水準まで上昇するなど、企業収益や評価水準に対する慎重な見方も残っています。トランプ米大統領がホルムズ海峡の開放を強く求める発言を行ったこともあり、市場は「期待」と「不透明感」の両方を意識しながらの値動きとなりました。
為替市場では円相場が1ドル=159円台を維持し、急激な円高が進まなかったことが日本株の下支えとなりました。海外勢による先物買いも相場を押し上げたとみられ、4月特有の海外資金流入期待も相まって、指数は底堅さを保ちました。ただし、現物市場の厚みは十分とは言えず、先物主導で動きやすい地合いが続いている点には注意が必要です。
個別銘柄では、ハイテク・半導体関連が買われ、さくらインターネットが連日のストップ高となったほか、アドバンテストやソフトバンクグループなど、日経平均への寄与度が高い銘柄が相場を押し上げました。一方で、自動車や一部内需株には年初来安値を更新する銘柄もあり、銘柄間の選別が進む一日となりました。
総じて、日本市場は「停戦期待による戻り局面」でありながらも、「原油高や金利上昇といった重しを抱えた相場」で、5万4000円近辺では上値の重さが意識される展開が続いています。
トレード銘柄|ハイテク不在でも積み上げを続ける戦略的エントリー
楽天証券|デイトレードと積み立て投資
特定口座
- 2865 GXNDXカバコ
株 価: 1,220.0
数 量: +1口
合 計: 222口
SBI証券|スイングトレード
買い増し銘柄
- 8136 サンリオ
株 価: 978.4円
数 量: +2株
合 計: 96株
売却銘柄
- なし
3月末時点でのポートフォリオはこちらを参照してください。
反省点・総括|ハイテク不在のポートフォリオ構成と向き合う
本日の日本市場はハイテク株が上昇を主導しましたが、ポートフォリオにはハイテク銘柄を組み込んでいないため、指数上昇の恩恵を受けにくい一日となりました。ハイテク株は魅力的な場面も多いものの、ボラティリティが高く、安定した資産形成を目指すうえでは慎重に扱うべきと考えており、現状では組み入れを控えています。
そのため、短期的には指数との乖離が生じることもありますが、長期的な視点でコツコツ積み上げる姿勢を大切にしています。本日の買い増しは、含み損のサンリオを中心に行い、単元化を一つの区切りとしつつ、含み益に転じた際には出口戦略として売却を検討する方針です。ただし、上昇の勢いが強い場合には追加購入も視野に入れ、利益の最大化を柔軟に狙っていく考えです。
サンリオは含み損の状態が続いているものの、単元化を視野に入れた買い増しを行いました。エントリーの狙いとしては、ブランド力やイベント需要など、中期的な回復余地を見据えたポジション調整であり、単元化後の値動きに応じて柔軟に戦略を取れるようにする意図があります。