2026年1月28日の株式市場は、米国市場と日本市場の動きに違いが見られる一日となりました。米国ではヘルスケア株の下落とテクノロジー株の上昇が同時に進み、日本市場では為替動向とAI・半導体関連株が指数を左右する展開となりました。本記事では、当日の主要指数の動きから米国市場・日本市場の状況、実際のトレード内容と振り返りまでを整理し、相場環境を総合的にまとめています。
2026年1月28日の市況|米国株はまちまち、日本株はAI関連が支え
主要指数(1月28日時点)
日経平均:53,358.71(+25.17)
TOPIX:3,535.49(-28.10)
NYダウ:49,003.41(-408.99)
NASDAQ:23,817.09(+215.74)
S&P500:6,978.60(+28.37)
米国市場(1月27日)
27日の米国市場は、主要指数がそろって同じ方向に動く展開とはならず、指数ごとに異なる値動きを示しました。終値ベースで見ると、NYダウは49,003.41と前日比408.99ポイント下落し、この日の市場の中で最も弱い動きを見せました。一方で、S&P500は6,978.60と前日比28.37ポイント上昇し、依然として史上最高値圏での推移を維持しています。NASDAQ総合指数も23,817.10まで上昇し、前日比215.74ポイント高となりました。
NYダウが大きく下落した背景には、医療保険関連株を中心としたヘルスケアセクターの急落があります。米国政府が発表した2027年度のメディケア支払い案において、保険会社向けの支払い水準が市場予想を下回る内容となったことが嫌気されました。とりわけ、ユナイテッドヘルス・グループの株価が大きく下落し、指数全体を押し下げる要因となりました。
一方で、S&P500とNASDAQは大型テクノロジー株を中心に買いが入りました。Microsoft、Apple、Meta Platforms、Teslaといった主力株への期待感が強く、今後予定されている決算発表を前に、業績への楽観的な見方が株価を支えました。特にNASDAQでは、AI関連銘柄やインターネット関連企業に資金が集まりやすく、指数上昇の原動力となっています。
また、市場全体では恐怖指数(VIX)がやや上昇し、投資家心理に慎重さが残っていることも示されました。ただし、売買高が増加していることから、下押し局面では押し目買いの動きも確認されています。米国債利回りや為替の動向は大きな波乱要因とはならなかったものの、株式市場のセンチメントには一定の影響を与えました。
このように、同じ米国市場の中でも、ヘルスケア株が売られる一方でテクノロジー株が買われるという対照的な動きが同日に見られました。指数間の方向性の違いは、投資家が一律にリスクを取る局面ではなく、個別材料を重視する局面にあることを示しています。
日本市場(1月28日)
28日の日本市場は、寄り付き直後は軟調なスタートとなりましたが、引けにかけて持ち直す展開となりました。日経平均株価は前営業日比25円17銭高の53,358円71銭で取引を終え、小幅ながらプラス圏での着地となりました。一方で、TOPIXは28.10ポイント安の3,535.49となり、東証全体としては上値の重さが意識される一日となりました。
当日の出来高は約23億1,015万株と比較的活発でしたが、指数の上昇幅は限定的でした。寄り付き直後は、為替市場で円高・ドル安が進行したことが嫌気され、幅広い銘柄に売りが広がり、日経平均は一時500円超下落する場面も見られました。しかし、その後はAI関連株や半導体関連株に買い戻しが入り、下げ幅を縮小しました。
午後に入ると、為替の動きが落ち着きを見せ、ドル円相場が152円台で推移したことが株式市場の安心材料となりました。為替の変動は輸出企業の業績見通しに直結するため、自動車株や機械株などを中心に買い戻しの動きが見られました。
セクター別では、AI関連や半導体関連銘柄が市場全体を下支えする役割を果たしました。海外市場でのテクノロジー株高の流れが日本市場にも波及し、投資家心理の改善につながった形です。世界景気や米国市場の動向が引き続き日本株にも影響を与える構図は変わらず、短期的な値動きは海外要因への依存度が高い状態となっています。
この日の日本市場は、結果として日経平均は上昇したものの、TOPIXが下落したことから、指数全体としては資金が一方向に流れたわけではありません。個別銘柄やテーマ株を中心とした選別的な売買が目立つ一日となりました。
トレード銘柄|デイトレと積み立てを分けた運用状況
楽天証券|デイトレードと積み立て投資
特定口座
- 5381 マイポックス
株 価: 544.0 → 548.0
約定時間: 09:27:26 → 09:27:31
収 支: +400円
狙 い: 寄り付き後の値上がり率ランキングを確認したうえで、短時間で値動きが出やすい銘柄として選定しました。出来高の増加と初動の上昇を確認し、勢いに乗る形でエントリーすることで、短期的な値幅を狙う方針としました。過度な保有はせず、素早い売買による小幅な利益確定を目的としたトレードです。
NISA口座
- 1478 ISMSCI高配当ETF
株 価: 4,691.0
数 量: +2口
合 計: 10口
SBI証券|スイングトレード
買い増し銘柄
- なし
売却銘柄
- なし
12月末時点でのポートフォリオはこちらを参照してください。
反省点・総括|利益確保と判断の迷いが残った一日
下落から始まった本日の相場は、時間の経過とともに日経平均、TOPIXともに持ち直す展開となりましたが、TOPIXはマイナス圏で推移しており、市場全体に資金が十分に流入している印象はありませんでした。そのため、デイトレードでは値上がり率ランキングを基にマイポックスを選定し、短期売買に徹しました。結果として利益は確保できましたが、もう少し値動きを見守れば、より大きな利益を得られた可能性もあり、この点は今後の課題として意識したいところです。
積み立て投資については、カバコに指値を入れていたものの約定には至らず、高配当ETFのみの購入となりました。想定した価格帯に届かなかったことから、無理な追いかけ買いはせず、計画通りの運用を継続しています。
SBI証券のスイングトレードでは、明確な下落局面があれば買い増しを検討する方針でしたが、株価が徐々に上昇する展開となり、判断に踏み切る場面はありませんでした。結果として本日は売買なしとなりましたが、相場環境を踏まえると、リスクを抑えた選択だったと考えています。