1月14日の株式市場は、日本株が史上最高値を更新する一方、米国株は利益確定売りに押されるなど、日米で対照的な値動きとなりました。本記事では、米国市場と日本市場それぞれの動きを整理するとともに、実際のトレード状況や相場に対する考え方を振り返ります。高値圏にある今だからこそ意識したい、慎重な投資スタンスについても触れていきます。
2026年1月14日の市況|日米で明暗分かれる、高値警戒と最高値更新の一日
主要指数(1月14日時点)
日経平均:54,341.23(+792.07)
TOPIX:3,644.16(+42.27)
NYダウ:49,191.99(-398.21)
NASDAQ:23,709.87(-24.03)
S&P500:6,963.74(-13.53)
米国市場(1月13日)
13日の米国市場は、前日に主要指数が揃って史上最高値を更新していたことから、短期的な過熱感を意識した利益確定売りが優勢となりました。NYダウは4営業日ぶりに反落し、特に金融株への売り圧力が指数全体の重荷となりました。NASDAQやS&P500も前日の高値圏から押し戻される形となり、市場全体に調整ムードが広がりました。
NYダウは終値49,191.99ドルで取引を終え、前日比398.21ドル安と比較的大きな下落幅となりました。S&P500は6,963.74、NASDAQは23,709.87で取引を終え、いずれも前日比で下落しています。これまで相場を牽引してきたハイテク株や成長株も、利益確定売りの対象となりました。
相場の背景としては、前日に発表された12月の消費者物価指数(CPI)でコア指数が市場予想を下回り、インフレ圧力の一部緩和が示唆されたものの、追加的な材料出尽くし感が意識された点が挙げられます。また、トランプ大統領によるクレジットカード金利上限に関する提言が金融セクターへの警戒感を高め、一部金融株に売りが集中しました。
セクター別では、JPモルガン・チェースやバンク・オブ・アメリカなどの大手銀行株が下落し、金融セクター全体が軟調でした。一方で、ウォルマートやボーイング、シスコ・システムズといった一部の大型株には買い戻しが入り、指数の下落を一定程度下支えする動きも見られました。投資家がポジション調整を進める中で、銘柄ごとの明暗が分かれる展開となっています。
日本市場(1月14日)
14日の日本市場では、日経平均株価とTOPIXが揃って連日で史上最高値を更新し、非常に強い相場展開となりました。日経平均株価は前営業日比792円07銭高の54,341円23銭で取引を終え、終値ベースで初めて5万4,000円台に到達しました。3日続伸となり、投資家の強気姿勢が鮮明です。
TOPIXも前日比42.27ポイント高の3,644.16ポイントまで上昇し、こちらも連日の最高値更新となりました。市場全体に幅広く買いが入り、出来高も伴った上昇となっています。
背景には、早期の衆議院解散観測が浮上していることがあり、積極的な財政政策への期待が市場心理を押し上げました。政治イベントを契機に景気刺激策が進むとの見方が広がり、国内外の投資家から日本株への資金流入が加速した形です。
為替市場では円安基調が続き、ドル円は159円台で推移しました。円安は輸出関連企業の収益改善期待につながるため、自動車や機械など輸出比率の高い銘柄を中心に買いが入りました。こうした環境は、日本株全体にとって追い風となっています。
トレード銘柄|静観を基本に積み立てのみ継続
楽天証券|積み立て投資
- 2865 GXNDXカバコ
株 価: 1,246.0
数 量: +1口
合 計: 151口
SBI証券|スイングトレード
買い増し銘柄
- なし
売却銘柄
- なし
12月末時点でのポートフォリオはこちらを参照してください。
反省点・総括|過熱を意識し、あえて動かないという選択
本日も日経平均およびTOPIXは史上最高値を更新しましたが、買い増しは積み立て分のカバコ1口にとどめ、S株での追加投資は控えました。昨日と今日の2日間で日経平均は約2,300円上昇しており、騰落レシオ(25日)も高水準にあります。昨日は133.94、本日は132.37とやや低下したものの、依然として過熱感は否めません。
急騰局面での無理な買い増しは高値掴みにつながる可能性があるため、相場が落ち着いたタイミングでの追加投資を想定しています。売買を控える判断は地味ではありますが、リスク管理の観点では重要な選択だと考えています。
積極的な取引は行っていませんが、連日の上昇相場によりポートフォリオ全体の含み益が増加している点は素直に評価できる部分です。今後も相場環境を冷静に見極めながら、無理のない運用を続けていきたいところです。