年初から勢いよく上昇してきた株式市場に、ついに調整の波が押し寄せました。1月8日は日米ともに株価指数が下落し、楽観ムード一色だった市場に慎重さが戻る一日となりました。本記事では、米国市場と日本市場の動きを整理しつつ、下落相場での投資判断や実際のトレード内容、今後を見据えた考え方について詳しく振り返ります。
2026年1月8日の市況|年初ラリー急ブレーキ、日米株に試練の一日
主要指数(1月8日時点)
日経平均:51,117.26(-844.72)
TOPIX:3,484.34(-27.00)
NYダウ:48,996.08(-466.00)
NASDAQ:23,584.28(+37.10)
S&P500:6,920.90(-23.89)
米国市場(1月7日)
7日の米国市場は、年初から続いた力強い上昇に対する反動が意識され、主要指数は方向感の分かれる展開となりました。NYダウは、直近まで連日のように最高値を更新してきた流れが一服し、利益確定売りが優勢となりました。終値は48,996.08ドルと、前日比で466.00ドルの下落となり、短期的な調整局面入りを示唆する動きです。
S&P500も同様に、幅広い銘柄で戻り売りが出たことで、6,920.90ポイントと前日から23.89ポイント下落しました。特定セクターに偏らず売りが広がった点は、市場全体の警戒感を映しています。
一方、NASDAQはハイテク株やグロース株への資金流入が続き、23,584.28ポイントと小幅ながら上昇しました。金利動向への見方がやや落ち着いたことや、成長期待の高い銘柄への押し目買いが下支えとなっています。
経済指標面では、労働市場関連のデータがやや市場予想を下回り、景気減速への警戒感が意識されました。これが金利見通しや株価評価に影響し、積極的なリスクテイクを控える動きにつながったと考えられます。
コモディティ市場では、WTI原油価格が56.31ドルと前日比で上昇しました。直近まで原油価格は需給緩和観測などを背景に軟調に推移していましたが、この日は供給面の不透明感や、米国によるベネズエラ産原油を巡る動きが意識され、買い戻しが入りました。ただし、エネルギー関連株全体を押し上げるほどのインパクトには至らず、株式市場への影響は限定的でした。
日本市場(1月8日)
8日の日本株市場は、年初からの上昇局面が一巡し、日経平均株価とTOPIXがそろって大きく値を下げました。日経平均は寄り付き後から軟調に推移し、後場にかけて下げ幅を拡大。終値は51,117円26銭と、前営業日比で844円72銭安の大幅続落となりました。
下落の背景には、これまで相場を牽引してきたAI関連や半導体関連銘柄に対する利益確定売りが集中したことがあります。年初ラリーで短期間に株価水準を切り上げてきた銘柄ほど売り圧力が強まり、指数全体の重しとなりました。
TOPIXも3,484.34ポイントと下落し、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を大きく上回る展開でした。特定のセクターに限らず、幅広い業種で調整が進んだ点が特徴です。
市場では、米国株の調整や為替動向への警戒感に加え、世界的な金利動向や地政学リスク、中国経済を巡る不透明感などが意識され、リスク回避的な姿勢が強まりました。債券市場では長期債に買いが入るなど、安全資産への資金シフトも確認されています。
もっとも、年初からの上昇幅を考慮すれば、今回の下落を健全な調整と捉える見方もあり、押し目を探る動きが今後どの水準で出てくるかが注目されます。
トレード銘柄|下落相場で攻めすぎない選択
楽天証券|積み立て投資
- 2865 GXNDXカバコ
株 価: 1,222.0
数 量: +1口
合 計: 150口
SBI証券|スイングトレード
買い増し銘柄
- 3798 ULSグループ +5株(合計100株)
売却銘柄
- なし
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反省点・総括|下げ相場こそ冷静に、次のテーマを仕込む準備期間
本日の相場は、時間の経過とともに下落幅が拡大していく流れとなり、心理的にも難しい一日でした。そのため、新規で大きく踏み込むことは避け、カバコの積み立てとULSグループの買い増しにとどめています。
ULSグループは単元化が完了したことで、今後は地合いを見ながら他銘柄への資金配分も検討できる状況です。既存ポートフォリオの強化を優先するか、相場の流れに沿って再びAI関連銘柄を組み入れるか、慎重に見極めていきたいところです。下落局面は不安が先行しがちですが、同時に次の成長テーマを冷静に仕込む準備期間でもあります。