兼業投資家の資産形成術|デイトレード&高配当で未来を変える!

兼業投資家が小金持ちを目指すブログ

【投資記録】年末薄商いの中で方向感を探る|12月29日の投資記録

年末の薄商い相場で方向感を探りながら進めた12月29日の投資記録

年末特有の薄商いが続く12月29日の市場は、国内外ともに大きな材料を欠き、指数は方向感を探る一日となりました。米国市場では主要3指数が小幅な動きにとどまり、日本市場でも日経平均とTOPIXで異なる値動きが見られました。こうした環境下で、本記事では当日の市況を振り返るとともに、実際のトレード内容や年末ならではの投資スタンスについて整理しています。年末相場をどう捉え、次の相場につなげるかを考えるヒントとして、ぜひ参考にしてみてください。

2025年12月29日の市況|年末薄商いの中で方向感を探る一日

主要指数(12月29日時点)

日経平均:50,526.92(-223.47)
TOPIX:3,426.52(+3.46)
NYダウ:48,710.97(-20.19)
NASDAQ:23,593.10(-20.21)
S&P500:6,929.94(-2.11)

米国市場(12月26日)

米国市場はクリスマス明け直後の取引となり、例年通り落ち着いた値動きが目立つ一日となりました。休暇明けで市場参加者が徐々に戻るタイミングではあるものの、積極的な売買は控えられ、全体としては様子見姿勢が優勢だった印象です。

NYダウは48,710.97で取引を終え、前日比ではわずかな下落となりました。これまでの上昇基調に対する一服感が意識され、短期的な利益確定売りが散発的に出たものの、下値を大きく試す展開には至っていません。S&P500も6,929.94で引けており、幅広い銘柄群が小動きにとどまったことを示しています。NASDAQも23,593.10と、前日比で20ポイント程度の下落にとどまりました。ハイテク株全体に急激な資金流出が起きたわけではなく、年末特有の低流動性の中で指数がやや重くなった形です。相場全体としては、リスクオフというよりも「動かない」こと自体がテーマになった一日と言えそうです。

この日の特徴として、フィラデルフィア半導体指数では一部に底堅い動きが確認されており、半導体関連を中心としたテクノロジー分野では押し目を拾う動きが継続していた可能性もあります。大きな経済指標や企業材料がなかったこともあり、指数は終日レンジ内での推移となりました。

年末相場特有のサンタラリー期間にあたることもあり、短期的な上下動は限定的ながら、週間ベースでは堅調さを保っているとの見方もできます。年初来のパフォーマンスが良好なことから、投資家心理は比較的落ち着いた状態で年越しを迎えつつある印象です。

米国市場全体のまとめ

  1. 主要3指数は小幅な下落にとどまり、年末特有の薄商いが相場全体に影響。
  2. NYダウは48,710.97、S&P500は6,929.94、NASDAQは23,593.10で取引終了。
  3. 経済指標や決算といった新規材料が乏しく、指数はレンジ内の動き。
  4. 半導体関連など一部セクターでは相対的な底堅さが見られた。
  5. サンタラリー期間として、週間ベースでは上昇傾向を維持する見方もある。

日本市場(12月29日)

日本市場も年末の薄商いの影響を強く受ける一日となりました。日経平均は前週末比223.47円安の50,526.92円で取引を終え、直前まで続いていた上昇の流れから一旦調整する形となっています。

米国市場で主要指数が小幅に反落した流れを受け、国内投資家の間では慎重なスタンスが広がりました。加えて、この日は配当落ちとなる銘柄が一部存在しており、指数面では計算上の下押し要因として作用した面も見逃せません。実際の売り圧力以上に、指数が下振れして見える側面もありました。

一方、TOPIXは3,426.52と小幅ながら上昇して引けています。値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を上回る場面もあり、個別銘柄ベースでは押し目を拾う動きが確認されました。指数全体としては、日経平均とTOPIXの動きに差が出る形となり、相場の質の違いが浮き彫りになっています。

セクター別では、半導体関連など一部のグロース株が売られる一方、銀行株や卸売株、非鉄金属株といった景気敏感株には買いが入りました。年末を意識したポジション調整の中で、配当や業績の安定性を重視する資金が循環している様子もうかがえます。

為替市場では円相場がやや持ち直す動きを見せており、これが輸出関連株の上値を抑える一因となった可能性もあります。外国人投資家の年末調整と相まって、日本株は方向感を欠く展開となりました。

日本市場全体のまとめ

  1. 日経平均株価は前週末比で下落し、50,526.92円で取引終了。
  2. TOPIXは小幅上昇し、指数の底堅さが意識される展開。
  3. 利益確定売りや配当落ちが日経平均の下押し要因。
  4. 銀行株や非鉄金属株など景気敏感株に資金が向かう場面。
  5. 年末の薄商いと海外市場の動向が相場全体に影響。

トレード銘柄|年末はS株中心に静かなポジション調整

楽天証券|デイトレードと積み立て投資

今日は楽天証券での取引はありませんでした。

SBI証券|スイングトレード

買い増し銘柄

  • 7013 IHI +1株(合計24株)
  • 7832 バンダイナムコホールディングス +1株(合計3株)
  • 9684 スクウェア・エニックス・ホールディングス +1株(合計4株)
  • 9697 カプコン +1株(合計5株)

売却銘柄

  • なし

11月末時点でのポートフォリオはこちらを参照してください。

反省点・総括|テーマを意識した積み増しと慎重な年末対応

本日はデイトレードを行わず、S株による積み増しに限定した対応としました。IHIについては防衛関連という明確なテーマを意識した追加購入であり、残りの3銘柄はIP関連として中長期的な成長性を見据えた判断です。

特にIP関連銘柄については、松井証券の動画で語られていた内容を参考に、すでに保有している銘柄を中心に少しずつ買い増しています。年末というタイミングを踏まえ、無理にリスクを取らず、テーマと納得感を重視したポジション調整ができた一日だったと振り返っています。

  • B!