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【投資記録】反発相場で買い増し継続|10月15日の投資記録

2025年10月15日の日本市場は、米国株の好決算を追い風に大幅反発となりました。米中貿易摩擦の再燃や国内の政局不安といったリスク要因がある中でも、投資家心理は一時的に回復。日経平均は47,600円台を回復し、金融株や輸出関連株を中心に買い戻しが進みました。この記事では、米国市場の動きから日本市場の反応、そして筆者のポートフォリオ運用まで、1日の動きをブログ形式でわかりやすくまとめます。

2025年10月15日の市況|米銀好決算を追い風に日経大幅反発、政局リスクはなお警戒感

主要指数(10月15日時点)

日経平均:47,672.67(+825.35)
TOPIX:3,183.64(+49.65)
NYダウ:46,270.46(+202.88)
NASDAQ:22,521.70(-172.91)
S&P500:6,644.31(-10.41)

米国市場(10月14日)

14日の米国株式市場は、中国との緊張激化を背景に方向感に欠ける展開となり、終盤にかけてやや軟調な動きで取引を終えました。S&P500は6,644.31(-10.41)、NASDAQは22,521.70(-172.91)と下落した一方、NYダウは46,270.46(+202.88)と小幅高で引けました。

市場を揺らしたのは、再び高まる米中貿易摩擦への懸念です。中国がレアアースの輸出管理を強化し、あらゆる希土類製品に許認可制度を導入する方針を示したことで、半導体・自動車・先端技術セクターに影響が及ぶとの見方が広がりました。これに対し米国側も、中国製品への最大100%の追加関税を検討していると報じられ、報復の応酬が懸念されています。

さらに、トランプ大統領がSNS「Truth Social」で「中国がわれわれの大豆を故意に買っていないのは経済的敵対行為だ」と発言。中国との食用油取引停止の可能性にも言及したことで、市場は一時リスクオフムードに傾きました。

ただし、JPMorganやGoldman Sachs、Citigroup、Wells Fargoといった米大手銀行が市場予想を上回る好決算を発表したことが下支え要因となり、景気懸念をやや和らげました。一方で半導体株は中国リスクを嫌気し、NvidiaやIntelなどが4%超の下げを記録。

債券市場では10年債利回りが小幅に低下し、ドル指数も弱含み。安全資産とされる金・銀には買いが入り、金は一時過去最高値を更新しました。結果として、米国市場は好業績銘柄が支える一方で、地政学的リスクが重くのしかかる不安定なクローズとなりました。

日本市場(10月15日)

日本市場は、米銀好決算をきっかけに投資家心理が改善し、幅広い業種で買い戻しが優勢となりました。日経平均株価は47,672.67(+825.35)、TOPIXも3,183.64(+49.65)と大幅反発。とくに輸出関連株や金融株が買われ、全体的にリスクオンのムードが広がりました。

一方で、国内の政局不安は引き続き市場の懸念材料です。自民・公明の連立解消を受け、「高市トレード」と呼ばれる積極財政・金融緩和期待の相場は巻き戻され、昨日は日経平均が一時1,500円超の急落を記録しました。15日には野党3党による党首会談が行われ、首相指名選挙に向けた候補一本化の協議が開始。高市早苗総裁の首相就任が有力視される中でも、予算編成の行方や政策実現の不透明感は残ります。

このように、米国の明るい材料と国内の政治リスクがせめぎ合う中、日本市場は一時的な安心感による反発局面を迎えましたが、先行きに対しては慎重な見方が続いています。企業決算シーズンを控え、投資家は「期待と警戒」のバランスを探る展開となっています。

トレード銘柄|積み立てで地盤を固め、スイングで機動力を発揮

楽天証券|積み立て投資

  • 2865 GXNDXカバコ
    株  価: 1,133.0
    数  量: +1口
    合  計: 68口

SBI証券|スイングトレード

買い増し銘柄

  • 261A 日水コン +1株(合計12株)
  • 4208 UBE +1株(合計26株)
  • 4996 クミアイ化学工業 +10株(合計80株)
  • 7272 ヤマハ発動機 +3株(合計147株)
  • 8904 AVANTIA +5株(合計140株)

売却銘柄

  • なし

反省点|買い増し中心の戦略でポートフォリオの底上げを図る

前日の大幅下落から日経平均が反発したものの、保有銘柄の中には反応の鈍いものもありました。そこで本日は、やや停滞気味の銘柄を中心に買い増しを実施。含み損のポジションを平均化しつつ、今後のリバウンドを狙う形です。

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