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【投資記録】新総裁誕生が後押しした日経の躍進|10月6日の投資記録

2025年10月6日、日本市場は日経平均がついに47,944円まで駆け上がり、史上最高値を更新しました。新総裁誕生で広がった政策期待と円安の追い風が重なり、市場はまるで祝賀ムード。一方で米国市場はダウとS&P500が最高値を更新したものの、ナスダックはやや調整気味でした。本記事では、その日の市況とあわせて筆者のスイングトレード記録や反省点をまとめています。

2025年10月6日の市況|史上最高値更新、新総裁誕生で市場は祝賀ムード

主要指数(10月6日時点)

日経平均:47,944.76(+2,175.26)
TOPIX:3,226.06(+96.89)
NYダウ:46,758.28(+238.56)
NASDAQ:22,780.51(-63.55)
S&P500:6,715.79(+0.44)

米国市場(10月3日)

10月3日の米国株式市場は、全体的に堅調な動きでした。S&P500とダウがそろって史上最高値を更新し、記録をまたひとつ塗り替える形に。ただし、ナスダックはハイテク株が少し弱めで、0.3%ほどマイナスで引けています。いわば「主役と脇役で明暗が分かれた」一日でした。

ダウは0.5%ほど上昇して46,758ドル前後、S&P500もわずかにプラスで6,715ポイント台へ。対してナスダックは調整色が出たものの、中小型株中心のラッセル2000はむしろ0.7%高と底堅さを見せています。

一方で債券市場では、米政府の一部閉鎖で雇用統計の発表が延期されるなど不透明感が広がり、利回りがやや上振れする場面もありました。ただ、投資家の頭の中には「利下げ観測」や「金融緩和が続くのでは」という期待がしっかり根づいていて、AIや技術革新関連への強気なムードも相まって、相場を押し上げた一日だったと言えそうです。

日本市場(10月6日)

6日の日本市場。こちらは一言でいえば「祝賀ムード全開」でした。日経平均はなんと前週末比で2,000円超の上昇! 終値で47,944円と史上最高値を更新しました。TOPIXも3,226ポイントと大きく伸び、東証プライムのほとんどの業種がプラスになる全面高の展開です。

特に電気機器や機械、不動産株に買いが集まりましたが、銀行株や空運株はやや弱め。ただ、それも全体の勢いに飲み込まれたような一日でした。

為替では円安が急速に進み、一時は1ドル=150円台に突入。輸出関連株には大きな追い風になりました。債券市場では超長期債が売られて利回りが上昇するなど、金利面でも変化が出ています。

何より大きなテーマは、4日に行われた自民党総裁選。新総裁に選ばれた高市早苗氏が「金融緩和は継続、財政は積極的に」というスタンスを強調したことで、市場は一気にリスクオンに傾きました。円安もあいまって、投資家心理が強気に切り替わった格好です。

もっとも、こうした「期待先行」の上げは後で反動が出やすいのも事実。政策実行力や財政面での不安がどう影響するのか、今後は冷静にチェックしていく必要がありそうですね。

トレード銘柄|スイングでの動きと整理

楽天証券|積み立て投資

カバコは本日も上昇中。無理に追いかけず、今日は購入を見送りました。慌てない、慌てない。

SBI証券|スイングトレード

買い増し銘柄

  • 4208 UBE +1株(合計20株)
  • 3798 ULSグループ +10株(合計20株)

売却銘柄

  • 4063 信越化学工業
    売却理由: 長く含み損のままだった銘柄。最近の上昇と新総裁誕生で期待感から利益が出たタイミングで売却を決断しました。業績の力強さはいまひとつという印象なので、再び下がるようなら改めて狙っていこうと考えています。

反省点|期待と実需の線引き

総裁選後の期待感で市場は大きく上がりましたが、それが業績に裏づけられているのかどうかは慎重に見極めたいところです。カバコを見送ったのも、そんな理由からです。

また、SBI証券の方では含み損銘柄の買い増しにとどまりました。信越化学工業の売却は判断自体は悪くなかったものの、寄り付きの動きを見て後場寄りで注文した結果、大引けではさらに株価が上がってしまい「惜しい!」という展開に。単元未満株だと希望どおりの価格で約定しにくいのも、悩ましいところですね。

全体的には政策期待を捉えたトレードができていたと思いますが、利確のタイミングや伸ばし方にはまだ改善の余地あり。次につなげたいと思います。

  • B!