2025年9月25日の市況では、日本市場が史上最高値を更新する一方、米国市場は調整局面入りをうかがう展開となりました。本記事では、米国・日本市場の動きを詳しく解説するとともに、実際のトレード銘柄についてもまとめています。デイトレードではなく、積み立て投資やスイングトレードを通じた運用状況をブログ形式で整理しました。
2025年9月25日の市況|最高値更新と調整のせめぎ合い
主要指数(9月25日時点)
日経平均:45,754.93(+124.62)
TOPIX:3,185.35(+14.90)
NYダウ:46,121.28(-171.50)
NASDAQ:22,497.86(-75.62)
S&P500:6,637.97(-18.95)
米国市場(9月24日)
24日の米国株式市場は、前日の大幅上昇から一転、やや調整色の強い展開となりました。ダウ平均は171ドル安、S&P500は18ポイント安、ナスダックも75ポイント下落し、主要3指数はそろって小幅安で引けています。小型株指数のラッセル2000は0.9%安と、投資家のリスク選好が一時的に後退したことを示しました。
背景には、FRBのパウエル議長による「資産価格はかなり高く評価されている」との発言が影響しています。このコメントは「利下げはまだ先」と受け止められ、成長株やテクノロジー株に調整の動きをもたらしました。
さらに、8月の新築住宅販売が予想を大きく上回る20.5%増という強い結果となり、住宅需要の回復が鮮明に。これは経済の底堅さを示す半面、金融緩和の余地を狭める材料となり、市場は一段と神経質になりました。
個別では、半導体大手マイクロンが決算好調にもかかわらず2〜3%下落。投資家の期待が高すぎた分、売りが先行しました。一方、アリババはAIインフラ投資を発表し8%高と急伸。また、リチウム関連株のリチウム・アメリカスも、米政府の出資検討報道を受けて大幅上昇しました。ただ、これらは一時的なテーマ株色が強く、相場全体を押し上げるまでの力には限界があります。
総じてこの日の米国市場は、「強気と慎重のせめぎ合い」が際立つ一日となりました。9月は歴史的に調整局面が出やすい月とされるため、今後はPCEなどインフレ指標やFRBの姿勢次第で方向性が左右される局面が続きそうです。
日本市場(9月25日)
25日の日本市場は、日経平均が前日比124円62銭高の45,754円93銭で大引けし、3日続伸。終値ベースで史上最高値を更新しました。
朝方は米国株安を引き継ぎ一時マイナス圏に沈む場面もありましたが、ドル高・円安の流れが下支えとなり、輸出株や銀行株を中心に買いが入りました。非鉄金属やエネルギー関連も堅調で、幅広い業種に資金が流れた格好です。
ただし、半導体関連や精密機器、保険株などでは調整売りが出て、引けにかけてもみ合う展開も見られました。また、9月末の権利取りを意識した買いが強まる一方、権利落ち後の調整リスクも頭をよぎり、上値を追いにくい雰囲気もありました。
それでも、市場全体では「押し目らしい押し目を作らせない強さ」が際立っています。短期的な過熱感を指摘する声はあるものの、中長期的な成長期待を重視する投資姿勢が優勢で、買いが途切れにくい状況です。
為替動向や米国市場、そしてFRBの政策次第で波乱要因も残りますが、この日の日本市場は力強さを見せ、投資家の先高観をさらに強める結果となりました。
トレード銘柄|積み立てとスイングを着実に継続
楽天証券|積み立て投資
- 2865 GXNDXカバコ
株 価: 1,008.0
数 量: +1口
合 計: 49口
SBI証券|スイングトレード
買い増し銘柄
- 167A リョーサン菱洋ホールディングス +1株(合計24株)
- 8725 MS&AD +1株(合計14株)
売却銘柄
- なし