2025年9月24日の市況を振り返ります。米国市場では最高値更新後に調整が入り、日本市場では日経平均が史上最高値を再び更新しました。本記事では、米国・日本市場の動きに加え、実際の投資記録、そして反省点までをリアルに紹介します。初心者にもわかりやすく、市況分析と株式投資の実践を結びつけてお伝えします。
2025年9月24日の市況|最高値更新からの調整と日本株の強さ
主要指数(9月24日時点)
日経平均:45,630.31(+136.65)
TOPIX:3,170.45(+7.28)
NYダウ:46,292.78(-88.76)
NASDAQ:22,573.47(-215.50)
S&P500:6,656.92(-36.83)
米国市場(9月23日)
22日(月)の米国株は力強く、ダウ・S&P500・ナスダックが揃って史上最高値を更新しました。背景には、NvidiaがOpenAIへの投資を表明したとのニュースがあり、AI関連株が強烈に買われたことが挙げられます。
しかし翌23日(火)は一転して反落。S&P500は6,656.92、ダウは46,292.78、ナスダックは22,573.47で取引を終え、特にナスダックの下落が目立ちました。AI・半導体株を中心に利益確定売りが進み、相場全体の重しとなった格好です。
さらにFRBパウエル議長が「利下げ時期を明確にせず、高水準の株価に慎重姿勢」をにじませたことで、投資家心理は冷やされました。一方、ダウを部分的に支えたのは、ボーイングがウズベキスタン航空から大型契約を獲得したという明るいニュースです。
この動きから得られる教訓は、①最高値更新後は調整が入りやすい、②AIやハイテク株が相場全体を左右しやすい、③FRB発言が市場心理を一変させるという点と考えています。
日本市場(9月24日)
24日の日本市場は、日経平均が45,630円31銭と史上最高値を更新し、TOPIXも3,170.45で引けました。朝方は米国株安を受けて軟調でしたが、押し目買いが入り後場にかけて切り返しました。
主役はAI・半導体関連の値がさ株。特にソフトバンクグループと東京エレクトロンが大きく寄与し、ソフトバンク1銘柄で日経平均を約216円押し上げました。ただし、値上がり100銘柄に対し値下がり121銘柄と、上昇は一部の大型株に偏っていたことも事実です。
東証プライムの売買代金は約6兆円超と活況。大型株に資金が集中した一方、グロース250指数は1%超の下落と、新興株には逆風が吹きました。
為替は1ドル=148.08円と円安基調が続き、輸出関連株を後押し。長期金利も1.648%と落ち着いた推移で、リスク選好を支えました。さらに自民党総裁選での財政拡張期待も意識され、需給面の強さが際立った一日となりました。
トレード銘柄|楽天・SBIでの取引と積み立て
楽天証券|積み立て投資
- 9432 NTT(NISA)
株 価: 158.1
合 計: 2,000株
SBI証券|スイングトレード
買い増し銘柄
- 8593 三菱HCキャピタル +1株(合計200株)
売却銘柄
- なし
反省点|指値の工夫が課題に
本日は2865 GXNDXカバコを低めの指値で入れていたものの約定せず。指値を引き上げれば買えた可能性はありましたが、その場合は取得単価が高くなりすぎるリスクもありました。結果として「無理に追いかけず様子を見る」という判断に落ち着きました。
相場は強さを見せる一方、指値の工夫やエントリーの柔軟性が今後の課題といえそうです。