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【収支報告】日経平均が過去最高を更新|9月22日の投資記録

2025年9月22日の市況は、米国市場の史上最高値更新と円安基調を背景に、日本市場でも日経平均が過去最高を更新する力強い展開となりました。本記事では、米国・日本市場の動きに加え、実際のデイトレードや積み立て投資の詳細、そして今後のトレードスタイルについての反省点まで、リアルな投資体験をブログ形式でまとめています。

2025年9月22日の市況|日経平均が過去最高を更新

主要指数(9月22日時点)

日経平均:45,493.66(+447.85)
TOPIX:2,163.17(+15.49)
NYダウ:46,315.27(+172.85)
NASDAQ:22,631.48(+160.75)
S&P500:6,664.36(+32.40)

米国市場(9月19日)

9月19日の米国市場は、FRBによる「今年初の利下げ」後の金融緩和期待と、米中間の貿易交渉進展が相場を押し上げ、主要指数は揃って史上最高値を更新しました。

ダウは +172.85ドルの46,315.27ドル、S&P500は +32.40ポイントの6,664.36、ナスダックは +160.75ポイントの22,631.48と、それぞれ力強く上昇。特にテクノロジー株が市場を牽引し、AppleはiPhone 17の販売見通しを材料に買われ、FedExも決算好調で株価が上昇しました。

一方で、小型株中心のRussell 2000は取引時間中に最高値をつけながらも、最終的には下落。すべての投資家が均等に恩恵を受けているわけではないことを示しました。

投資家心理を支えた背景には、9月17日の利下げをきっかけとした緩和期待や、トランプ大統領と習近平主席の電話協議(TikTok規制をめぐる進展)などがあります。出来高も平均を大きく上回り、買いの勢いが強かった一日でした。

日本市場(9月22日)

9月22日の日本市場は、米国株の史上最高値更新と円安基調を背景に、終値ベースで日経平均が過去最高を更新する力強い展開となりました。日経平均は45,493.66円(前日比+447.85円)、TOPIXは3,163.17(+15.49)で引け、取引時間中には一時700円を超える上昇となり、45,751円台まで上値を伸ばす場面も見られました。

この日の上昇要因は複合的でした。まず、先週の米国市場で主要株価指数が揃って史上最高値を更新したことがリスクオンの流れを強め、海外投資家の買いを呼び込みました。さらに為替市場ではドル円が148円台まで円安に振れ、輸出関連株や電気機器など外需系銘柄への期待を押し上げました。加えて、日銀が示したETF売却方針については「段階的かつ限定的」との見方が広がり、当初懸念されていた売り圧力に対する警戒感が和らいだことも買い安心感につながりました。

また、自民党総裁選の告示によって今後の財政政策への期待が高まったことも相場を後押ししました。政治イベントは市場にとって必ずしも追い風になるとは限りませんが、今回は積極財政を望む見方が強まり、株価を支える材料となりました。

総じて、日本市場は海外市場の好調さと円安効果、政策面での安心感や期待が重なり合うかたちで幅広い銘柄に買いが入り、終値としての史上最高更新という歴史的な一日となりました。ただし、日銀のETF売却方針の行方や総裁選の展開、さらには米国金融政策をめぐる今後の発言など、短中期的には引き続き注視すべきリスクも残されています。

トレード銘柄|コツコツと堅実に積み立てを

楽天証券|積み立て投資

  • 9432 NTT(NISA口座)
    株  価: 158.6
    数  量: 100株
    合  計: 1,900株
  • 2865 GXNDXカバコ
    株  価: 1,004.0
    数  量: +1口
    合  計: 48口

SBI証券|スイングトレード

買い増し銘柄

  • 167A リョーサン菱洋ホールディングス +1株(合計23株)
  • 7272 ヤマハ発動機 +1株(合計132株)
  • 8593 三菱HCキャピタル +1株(合計199株)

売却銘柄

  • なし

反省点|スタイル見直しの必要性も

9月の配当取りに向けて買い増しを進めてきた三菱HCキャピタルは、ついに200株到達が目前となりました。割安株もコツコツ積み上げており、着実にポートフォリオを強化できている点は良い流れといえます。

一方で、大盛工業については本来デイトレード目的で入ったものの、その後の下落に巻き込まれて保有を続けている状況です。現在も保有しており、下水道関連というテーマ株の支えもあることから将来的な上昇に期待して保有を続けていますが、デイトレードとスイングトレードの視点を混在させてしまったのは反省点です。短期と中期では投資の判断軸が大きく異なるため、スタイルを曖昧にしてしまうとリスク管理が難しくなることを実感しました。

SBI証券での投資方針は、基本的に高配当株を中心とした堅実な積み上げで、こちらの口座は順調に含み益を確保できています。ただ最近は、配当目的にとどまらず、成長性のある銘柄を組み込みキャピタルゲインを狙う投資にも目を向け始めています。特に四季報を読み進める中で、スイングトレードでうまく利益を伸ばせそうな成長株が散見されるため、今後のスタイルにどのように組み込むかが課題となりそうです。

配当狙いの積み立てという「守り」の投資は順調である一方、大盛工業のように短期と中期を混ぜてしまった「曖昧な攻め」は修正の余地があります。今後はスイングや成長株投資をどう位置づけるかを整理し、守りと攻めのバランスを意識した投資スタイルに磨きをかけていく必要があると感じています。

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