決算発表に賭けたデイトレードが、まさかの「織り込み済み」で撃沈――そんな苦い経験を綴った今回のブログ。収支はマイナスとなったものの、決算トレードの本質とリスク管理の重要性を痛感する一日となりました。この記事では、実体験をもとに「市場がどう動くか」を予測するヒントを共有します。
決算に賭けたトレード、そして痛感した「織り込み済み」の壁
本日のデイトレードは、文房具大手【7984 コクヨ】の決算発表にすべてをかけた一日でした。発表予定はお昼の12:00。事前の業績予想から「増益&増配」といったポジティブな内容が来ると見て、午前中にエントリー。
ところが、現実はそんなに甘くありませんでした。決算が出た瞬間、株価はまさかの急落。好決算にもかかわらず、値が下がるという“あの現象”……そう、「織り込み済み」の壁に思いっきりぶつかってしまったのです。
昼休みの間、上がるどころか含み損がどんどん増えていく画面をただ見つめるだけの自分。これが“決算トレードの洗礼”なのかと、少しだけ魂が抜けました…。
決算トレードの難しさを痛感
今回の失敗を通して、改めて「決算を狙ったトレード」には独特の難しさがあると痛感しました。以下のポイントは、今後の自分への戒めとしてもメモしておきます。
市場の期待値を事前に分析すべし
「業績が良ければ株価も上がる」という単純な構図は、決算トレードでは通用しません。過去の値動きやアナリスト予想などを参考に、「すでに期待されている内容か?」を見極める力が重要です。
「織り込み済み」の罠に注意
まさに今回のケースですね。好材料が出ても、すでにそれを織り込んだ株価なら、発表後はむしろ売られます。ポイントは「内容」ではなく「期待とのギャップ」。市場心理を読む力が問われます。
損切りラインは必ず設定する
「ワンチャン戻るかも」と願って握り続けると、損失が広がるだけ。決算トレードはハイリスクな側面もあるため、必ず事前に撤退ラインを決めておき、冷静に対応できるようにしておくべきです。
一時的な反応と中長期の動きを分けて考える
決算直後の動きに惑わされすぎず、内容が良ければ中長期では再評価される可能性もあります。短期の値動きだけを見ずに、もう一段上の視点も持っておくことが大事ですね。
学びを次のトレードへ
悔しい結果ではありましたが、「市場は数字だけでは動かない」という貴重な教訓を得ることができました。
今後は「決算トレード=ギャンブル」ではなく、「情報の質とタイミング」をしっかり吟味した戦略的なエントリーを心がけていきます。
失敗もまた、デイトレードの収支ブログに刻むべき大切な一ページ。次こそは“織り込まれてない勝利”をつかみ取りたいですね!