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【収支報告】非鉄金属・下水道関連に資金流入で着実プラス|9月4日の投資記録

9月4日の日本市場は、米国の利下げ期待を背景に大幅上昇となり、投資家心理も一気に改善しました。本日のブログでは、日経平均やTOPIXの市況解説に加え、デイトレードの収支や個別銘柄の動向をまとめています。日本市場の活況を受けて、非鉄金属や下水道関連などテーマ株の流れを振り返りつつ、利下げ期待が相場全体に与える影響を探っていきます。

2025年9月4日の市況|米利下げ期待を追い風に日本市場大幅続伸

主要指数(9月4日時点)

日経平均:42,580.27(+641.38)
TOPIX:3,080.17(+31.28)
NYダウ:45,271.23(--24.58)
NASDAQ:21,497.73(+218.10)
S&P500:6,4478.26(+32.72)

米国市場(9月3日)

9月3日の米国市場は、全体としては反発の流れに乗りながらも、ダウ平均だけはわずかに下落するという「明暗が分かれる展開」となりました。終値では、S&P500が前日比+32.72ポイントの6,448.26、ナスダックは+218.10ポイントの21,497.73と大きく上昇。一方で、ダウ平均は-24.58ポイントの45,271.23で引けました。

市場を押し上げたのは、久々に存在感を示したテック株です。Googleの親会社であるAlphabetが反トラスト訴訟で「Chrome強制売却命令」を免れたことを受けて株価は約9%上昇。Appleも3〜4%上昇し、ハイテク株が再びマーケットの主役に返り咲きました。

ただし、エネルギー株は原油安に押されて2%近く下落。これがダウ平均の足を引っ張る要因となりました。また、求人件数(JOLTS)が予想を下回ったことでFRBの利下げ観測が強まり、債券利回りは一時低下。安心感は広がったものの、市場全体を包み込むほどの材料にはならなかった印象です。

日本市場(9月4日)

9月4日の日本市場は、米国市場の雇用減速観測やウォーラーFRB理事の利下げ支持発言を素直に好感し、主要株価指数が大幅続伸。日経平均は前日比+641円38銭高の42,580.27円、TOPIXは+31.28ポイント高の3,080.17で取引を終えました。

為替もドル円が148円付近で落ち着きを取り戻し、前日までの金利急騰・ドル高が一服。リスク資産に追い風が吹くなか、アジア株も総じて堅調で、日本株も安心感を伴って上昇しました。ただし、中国本土や香港株は軟調で、日本株の一本調子の上昇にはブレーキをかける場面も見られました。

銘柄別では、ハイテクやAI関連に資金が流入。東京エレクトロン、アドバンテスト、ソフトバンクグループなどが強い動きを見せました。一方で、機械株や一部の電気機器は利益確定売りに押され、ニデックやファナックが弱めに推移。業種別では非鉄金属や鉄鋼、銀行、保険など景気敏感株に幅広く買いが入り、下落したのはゴム製品などごく一部にとどまりました。

全体としては「米利下げ期待+テック株持ち直し」という外部環境を強く意識した相場展開。週末の米雇用統計とブロードコムの決算を控え、先回りの買いも入った印象です。とはいえ、中国株の不安や海外の財政リスクは残っており、「外部環境頼み」の色は拭えません。短期的にはグローバルな金利・為替の動きをにらみながらの展開が続きそうです。

トレード銘柄|非鉄金属や下水道関連に注目しつつ着実な収支

楽天証券|デイトレードと積み立て投資

  • 7250 太平洋工業
    株  価: 2,418.0 → 2,422.0
    約定時間: 09:06:03 → 09:06:28
    収  支: +400円
    狙  い: 大株主にエフィッシモが登場したことが判明し、短期資金の流入を期待してエントリー。
  • 5016 JX金属
    株  価: 1,468.5 → 1,471.0
    約定時間: 09:23:16 → 09:23:54
    収  支: +250円
    狙  い: 売買代金ランキングから選定し、板の強さを確認してエントリー。
  • 2585 ライフドリンクカンパニー
    株  価: 2,589.0 → 2,597.7
    約定時間: 09:31:12 → 09:31:30
    収  支: +870円
    狙  い: 売買代金ランキングから選定。短期資金が入っていたため瞬発力を狙った。
  • 1844 大盛工業
    株  価: 1,374.0 → 1,380.0
    約定時間: 09:44:24 → 09:46:46
    収  支: +600円
    狙  い: 下水道関連としてテーマ性が強く、ランキング上位に入っていたため。
  • 2865 GXNDXカバコ
    株  価: 1,087.0
    数  量: +1口
    合  計: 34口

SBI証券|スイングトレード

買い増し銘柄

  • 7272 ヤマハ発動機 +1株(合計124株)
  • 7327 第四北越フィナンシャルグループ +1株(合計5株)
  • 8354 ふくおかフィナンシャルグループ +1株(合計4株)
  • 8593 三菱HCキャピタル +1株(合計190株)

売却銘柄

  • なし

本日のポートフォリオ内の決算銘柄

  • 8917 ファースト住建
    11-7月期(3Q累計)経常は20%増益。ただし進捗率は60.5%と5年平均を下回り、成長の勢いにやや陰りが懸念される。株価は8月中旬以降上昇傾向を維持しており、今後の動きには要注意。

反省点|

デイトレード全体としては、日経平均やTOPIXの大幅上昇にうまく乗ることができ、プラス収支で終えることができました。

特に、大盛工業のような下水道関連株はテーマ性が強く、短期資金の流れを捉えられた点は良かった反面、「もう少し利益を伸ばせたのでは」という反省も残ります。

総括すると、非鉄金属やテーマ株に的確に反応できたのはプラス材料でしたが、利益をどこまで伸ばすかという点に課題が残りました。外部環境に左右されやすい局面だからこそ、利下げ期待や東京市場の流れを意識しつつも、エントリー後の展開を冷静に見極めたいところです。

  • B!