9月2日の株式市場は、米国がレイバーデーで休場となる中、日本市場では日経平均が小幅反発。日銀の柔軟な金融姿勢や外国人投資家の買い意欲が市場を下支えしました。本ブログでは、デイトレードの収支やスイングトレードの売買動向を振り返りながら、日経平均をはじめとした主要指数の動きと投資判断を整理していきます。
2025年9月2日の市況|休場明けを前に静かな期待感と反発基調
主要指数(9月2日時点)
日経平均:42,310.49(+121.70)
TOPIX:3,081.88(+18.69)
NYダウ:45,544.88(-92.02)
NASDAQ:21,455.55(-249.61)
S&P500:6,460.26(-41.60)
米国市場(9月1日)
9月1日の米国市場はレイバーデーで休場でした。ただ、市場の静けさの裏では重要な政策や経済指標への期待がじわじわと高まっていました。週末には、トランプ大統領による関税発動権限が違法とする判決が出たことで、関税政策をめぐる不透明感がやや後退し、市場心理を支える要因となりました。
また、ドルは5週間ぶりの安値圏に軟化。これは雇用関連の見通しを受けて「9月にも利下げがあるかもしれない」という金融緩和期待が強まったことが背景です。9月17〜18日のFOMCを前に、市場は利下げの有無に高い関心を寄せています。
さらに、今週はADP雇用者数やJOLTs(求人・離職統計)、そして金曜発表の非農業部門雇用者数(NFP)が控えており、市場は「ほんのわずかな予想のズレでも相場が大きく動く」敏感な局面に差し掛かっています。休場中の先物市場は落ち着いた値動きを見せており、投資家は“嵐の前の静けさ”といった空気感を共有していた印象です。
日本市場(9月2日)
2日の日本市場は、前日の大幅下落の反動から落ち着きを取り戻しました。日経平均株価は前日比121円70銭高の42,310円49銭で取引を終了。静かに息を整えつつも、再び上昇へ向けて動き出す雰囲気を感じさせました。
市場を支えたのは、日銀副総裁・氷見野氏の発言です。利上げを進める方針は示しつつも「世界的な不確実性を踏まえ慎重に判断すべき」と述べたことで、急な引き締めはないとの安心感が広がりました。その結果、円高圧力が和らぎ、株式市場を押し上げました。
また、外国人投資家による買いが引き続き目立ち、リフレーション期待を背景に価値株中心の物色が強まりました。一方、国内の個人投資家は慎重姿勢を崩しておらず、積極的に動く場面はまだ見られませんでした。
トレード銘柄|小幅利確と積立の継続
楽天証券|デイトレードと積み立て投資
- 7269 スズキ
株 価: 2,006.5 → 2,008.5
約定時間: 8月25日 09:08:07 → 9月2日 11:26:30
収 支: +200円
狙 い: 年初来高値を突破しての上昇を期待してエントリー。 - 2865 GXNDXカバコ
株 価: 1084.0
数 量: +1口
合 計: 33口
SBI証券|スイングトレード
買い増し銘柄
- 1719 安藤・間 +1株(合計50株)
- 7272 ヤマハ発動機 +1株(合計123株)
- 8593 三菱HCキャピタル +1株(合計188株)
売却銘柄
- なし
反省点|寄り天相場で伸び悩み、資金効率を優先
スズキは、8月25日に年初来高値を付けた勢いでエントリーしましたが、その日は寄り天相場で、その後は下落基調に。1週間ほど様子を見ましたが、地合いの悪さもあり思うように上昇せず、本日も買値付近で軟調に推移。資金効率を優先して売却しました。