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【収支報告】米国株最高値更新と日本株急反落の一日|8月14日のデイトレ結果

2025年8月14日の相場は、米国株が利下げ期待を背景に連日の最高値更新と強気ムードを保つ一方、日本株は円高と利益確定売りに押されて急反落となりました。本記事では、米国と日本市場の動きに加え、私自身のデイトレード収支や投資判断を詳しく振り返ります。

2025年8月14日の市況|利下げ期待に沸く米国株と円高で調整した日本株

主要指数(8月14日時点)

日経平均:42,649.26(-625.41)
TOPIX:3,057.95(-33.96)
NYダウ:44,922.27(+463.66)
NASDAQ:21,713.14(+31.23)
S&P500:6,466.58(+20.82)

米国市場(8月13日)

8月13日の米国市場は、再び強気相場を見せつける展開となりました。S&P 500は6,466.58(+20.82)で史上最高値を更新、NASDAQも21,713.14(+31.23)と連日の最高値を記録。NYダウも44,922.27(+463.66)で取引を終えています。背景には、インフレ鈍化の兆しと金融緩和への期待があり、市場では「9月にFRBが利下げに踏み切る」という見方が広がりました。米国債利回りも低下し、株式市場には追い風となりました。

また、トランプ大統領が「現在の金利は有害」と発言し、利下げを強く求めたことも市場心理を刺激しました。これにより、金利見通しには追加的な下押し圧力がかかり、株価支援要因のひとつになったと見られます。さらに、関税政策や規制当局への姿勢に対しても市場は慣れつつあり、以前ほど動揺しない「鈍感化」傾向が指摘されています。短期的には株価上昇の後押しとなる一方、長期的には政策の不透明感がリスクとしてくすぶっています。

日本市場(8月14日)

8月14日の日本市場は、これまでの勢いから一転して冷や水を浴びせられたような展開でした。日経平均は前日まで2日連続で史上最高値を更新していましたが、この日は利益確定売りと円高進行が重なり、625円41銭安の42,649円26銭と大幅反落。チャート上では三空を形成しており、過熱感を背景に売り圧力が強まりました。

為替市場では、米財務長官ベッセント氏の「日本は金融引き締めに遅れている」という発言をきっかけにドル安・円高が進行し、円は3週間ぶりの高値水準へ。輸出関連株に重しとなりました。そんな中でも、ソフトバンクグループやネクソンのように好決算を発表した銘柄は逆行高を演じ、ネクソンは6%超、ソフトバンクグループも4%超の上昇となりました。TOPIXも-33.96安の3,057.95で取引を終え、日経平均と足並みを揃えた下げとなりました。

デイトレード銘柄|本日は静観、投資方針を堅持した買い増し

楽天証券

  • 2865 GXNDXカバコ
    株  価: 1,087.0
    数  量: +1株
    合  計: 13株

SBI証券

買い増し銘柄

  • 1719 安藤・間 +1株(合計37株)
  • 4063 信越化学工業 +1株(合計27株)
  • 7272 ヤマハ発動機 +1株(合計110株)

売却銘柄

  • なし

本日のポートフォリオ内の決算銘柄

  • 261A 日水コン
    上期経常は17%増益で着地し、直近の株価上昇を裏付ける内容でした。ただ、本日は地合い悪化や材料出尽くし感から下落。インフラ関連として保有は継続したい一方、取得単価よりかなり上昇しているため、新規で買い増すにはやや手が出しにくい印象です。

反省点|2日連続最高値更新後の下落で慎重すぎた一日

2日続けて最高値を更新した直後の今日は、下落に転じたことで急落への警戒心が強まり、結局エントリーを見送りました。強い地合いでは「押し目を待とう」と思い、下げ始めると「巻き込まれたくない」と尻込みする、まさに自分の悪い癖が出た一日です。

楽天証券ではGXNDXカバコを現物で1株だけ買い増し、SBI証券では単元未満株で高配当銘柄をコツコツ買い増し。これは利回り向上と取得単価引き下げを狙った堅実な動きで、短期の値動きに惑わされず長期ポートフォリオを強化できた点は良かったと思います。

  • B!