久々の挑戦:12月2日のデイトレード振り返り
12月2日、久しぶりのデイトレードを行いました。日経平均株価は朝方、前日比プラスからスタートし、38,500円付近で取引を開始。その後、午後には下落局面も見られるなど、動きの多い一日でした。デイトレードの対象銘柄は「出来高ランキング」から選定。基準としては、上昇率が2%以上の銘柄を対象とし、値動きが大きくリスクとリターンのバランスが取れるものを選びました。
デイトレ銘柄(12月2日)
- 9503 関西電力(1,965→1,969)
売却時には1,969.5円付近に厚い売り板が存在し、これを考慮して短期利確を決断。リスクを抑えた戦略が功を奏しました。また、生活の都合上、午前中のみのトレードとなり、マーケットの動きに柔軟に対応する重要性を再認識しました。
日中のトレード制約と午後の動き
本日は午前10時頃に新しいベッドの搬入があり、短時間での取引となりました。その際、日経平均が下落に転じたため、新たな銘柄選びが困難に。搬入が終わる午後には日経平均が再び上昇しましたが、時間帯が遅く、取引量も減少していたため、本日のトレードはこれで終了しました。
本日のポイントと反省
- 銘柄選定の基準:上昇率をしっかりと見極めたことで、リスクを抑えたトレードができました。
- 柔軟な利確判断:短期的な利益確定が、結果として良い判断につながりました。
- 時間管理:生活の予定に合わせたトレード計画も重要であることを再認識しました。
12月2日のデイトレードは少額の利益となりましたが、次回以降のトレード戦略につながる一日となりました。
12月3日のデイトレ振り返り:利確と課題
12月3日は、午前中に所用があり、デイトレードは控えめに行いました。前場ではポジション調整としてカバーのみの取引を実施。その後、私用が終わった後場に、三菱重工業(6503)とGENDAを中心にトレードを行いました。
デイトレ銘柄(12月3日)
- 5253 カバー(2,340→2,346)
- 7011 三菱重工(2,278→2,282)
- 9166 GENDA(2,613→2,620)
昨日と同様に、出来高ランキングと上昇率が2%以上の条件に基づきました。また、下落局面でもチャートを分析し、底値反転の兆しを捉えてエントリーしました。この点は過去の反省を活かせた点として挙げられます。
利確のタイミングと反省点
エントリー後、早めに利確を行いましたが、これは厚い売り板の圧力を感じたためです。ただし、その後の株価は予想に反してさらに上昇。利確のタイミングがやや早かった可能性があります。このような状況では、「見せ板(価格操作の意図がある注文)」の見極めが重要とされています。
板読みのコツ:次回に活かすポイント
板読みは、デイトレにおける重要なスキルです。以下のポイントを意識して、次回のトレードに活かします。
- 売り買い気配の観察
買い板が厚い場合でも価格が上昇しない場合は注意が必要。厚い板が信頼できるかどうか、時間の経過と注文の動きから判断します。 - トレンドとの併用
板情報だけでなく、チャートや市場ニュースを組み合わせて総合的に分析することが重要です。 - 板読みの練習時間
午後1時~2時は市場の動きが比較的穏やかで、板読みの練習に適しています。この時間帯を利用して技術を磨くことも検討します。
日経平均の動向:年金機構の運用が市場に与えた影響
12月4日の日経平均株価は朝方堅調にスタートし、一時39,062.03円まで下落。その後、反発して39,248.86円(前日比+27.53円)で取引を終えました。この動きの背景には、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の堅調な運用成果が影響している可能性があります。GPIFは累積収益額153.6兆円、年率平均収益率4.26%という運用結果を報告しており、市場の安定化に寄与しています。
デイトレ銘柄(12月4日)
- 7011 三菱重工(2,313→2,320)
- 7003 三井E&S(1,595→1,596)
- 2432 DeNA(2,525→2,532)
- 7014 名村造船(1,561→1,569)
三井E&Sでは、底値を狙った買い指値が下落に巻き込まれる場面がありましたが、反発後に薄利で手仕舞いしました。他の3銘柄については、出来高やトレンドを確認しながら安定したトレードを実施しました。
長期投資の実践:高配当銘柄の購入
デイトレードと並行して、12月配当権利確定を見越してSBI証券にて以下の銘柄を買い増ししています。
- 2914 JT
- 1605 INPEX
これらの銘柄は高配当利回りが魅力であり、長期的な資産形成を目指した戦略です。
ただし、JTに関しては懸念材料もあります。
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学びと次への活用
本日の取引から得た主な教訓は以下の通りです。
- 短期と長期の投資を組み合わせ、バランスを取る。
- 公的年金の動向に注目し、市場全体の流れを把握する。
- リスク管理を徹底し、損失を最小限に抑える。
前場と後場の展開と急騰銘柄への対応
デイトレ銘柄(12月5日)
- 7011 三菱重工(2,425→2,440)
- 3486 カバー(2,510→2,514)
- 7517 GENDA(2,677→2,683)
- 6697 TERRADRONE(2,477→2,479)
- 9145 メタプラネット(2,741→2,743)
上記銘柄のうち、三菱重工、カバー、GENDA、TERRADRONEは前場中にトレードを終了しました。日経平均は前日より高く推移していましたが、後場にかけて下落傾向が見られたため、後場のトレードは予定していませんでした。
後場の予期せぬ展開と急騰銘柄
午後の取引では予定がなかったものの、昼のニュースでビットコインが初めて10万ドルを突破したとの報道があり、SNS(X)のタイムラインをチェックしていると「メタプラネット」に関する投稿を発見しました。
この情報を基に株価を「iSpeed」で確認すると、後場に急騰しているのがわかりました。ビットコインのニュースを受けた買いが入っているようで、短期的な利益を狙うためエントリーを決意。
しかし、急騰中のため値動きが激しく、一時は含み損を抱える場面も。最終的には買値を上回ったところで利益確定しましたが、躊躇して早めに売却してしまいました。大引け時のメタプラネットの株価は2,799円とストップ高を記録しており、結果としてさらなる利益を逃してしまった形です。
12月5日のトレードでは、全体的に小幅な利益を積み重ねる結果となりました。ただし、後場の急騰銘柄への対応において、値動きに惑わされない冷静な判断力が今後の課題と言えます。特に急騰相場では、目標株価や損切りラインを事前に明確にしておくことの重要性を再認識しました。
円高傾向と米雇用データが重荷か?
12月6日の日経平均株価は前日比で495.53円安の39,030.54円で取引を終えました。この下落の背景には、米国の経済指標が示した労働市場の軟調なデータが影響しました。これにより、米国景気の先行き不透明感が増し、リスク回避の売りが強まったことが主な要因とされています。また、円高傾向も日本株にとって逆風となりました【16】【18】。
加えて、米国債利回りの低下に伴う金利環境の変化が、金融セクターなど一部の業種に対する売り圧力を増幅させたとの見方もあります。この日はアジア全体の市場でも軟調な動きが見られ、日経平均にもその影響が及んだようです。
デイトレ銘柄(12月6日)
- 4680 ラウンドワン(1,248→1,253)※200株
- 2432 ディー・エヌ・エー(2,568.5)※持ち越し
また、SBI証券にてJTの買い増しを行っています。
ディー・エヌ・エーを持ち越した理由
日経平均株価の下落に連動して下げ基調でしたが、2,530円付近を底値とし、2,540円~2,550円の範囲で推移していました。値動きからは上昇意欲も感じられたものの、売り注文がその上昇を阻む場面が目立ちました。
買い値が本日の高値付近であったこと、さらに損切りを判断できなかったことから、この銘柄を持ち越す決断をしました。ただし、PTSでは2,600円台に達しており、翌営業日への期待感が生まれる一方で、PTS価格がそのまま翌日反映されるのかという不安も残っています。
今後の課題
デイトレ再開初週は、トータルでプラス収支を達成できました。来週月曜日には、持ち越したディー・エヌ・エーの売却タイミングが最大の課題となります。PTSでの上昇が本取引にも反映されることを願いつつ、慎重なトレードを心がけたいと考えています。
今後も引き続き地合いを見極めながら、安定的なトレード戦略を構築していく予定です。